タイ飲料大手のイチタングループがこのほど、ハラダ製茶(島田市)が製造した県産茶葉だけを使ったペットボトル入り緑茶ドリンク「静岡茶」を発売した。
イチタングループは同商品をタイ国内の工場でボトル詰めし、セブン-イレブンなどタイ全域のコンビニ店で販売する。無糖タイプを4月26日に発売、5月24日には加糖タイプも売り出す。パッケージには、漢字で商品名を表示し、タイ人に人気の富士山と県のマスコット「ふじっぴー」の絵をあしらった。容量と価格はどちらも440ミリリットル入り30バーツ。
ハラダ製茶は4年前からタイへの茶葉輸出を行っているが、大手飲料メーカーへの原料出荷は初めてという。
商品化に当たって2016年、イチタングループのタン・パーサコンナティー社長が来日し、ハラダ製茶や県庁を訪ねた。県東部の観光事業者らでつくる静岡ビジターズネットワーク協力会と沼津観光協会がコーディネートした。
「静岡茶」 タイのコンビニで発売
2018年05月15日
静岡新聞SBS
http://www.at-s.com/sp/news/article/economy/shizuoka/490117.html